A2 · Elementary

普通体と丁寧体の入り口

普通体と丁寧体の違いを、相手との関係や場面に合わせて選ぶ方法とともに学びます。行きますと行く、静かですと静かだ、学生ですと学生だなど、動詞・形容詞・名詞の基本の対応を表で確認します。初対面では丁寧体、親しい会話では普通体を使う目安や、文の中で二つの形を混ぜない注意を整理し、自然に話し方を選べるようになります。

By the flumi team About 2 min read

日本語(にほんご)には、**丁寧体(ていねいたい)と普通体(ふつうたい)**という話し方があります。丁寧体は「です・ます」を使(つか)い、普通体は「行(い)く」「静(しず)かだ」のような普通形(ふつうけい)を使います。

形(かたち)の違(ちが)いだけでなく、相手(あいて)との関係(かんけい)や場面(ばめん)に合(あ)わせて選(えら)ぶことが大切(たいせつ)です。

二つの話し方

丁寧体は、相手への丁寧(ていねい)な気持(きも)ちを示(しめ)します。普通体は、家族(かぞく)や親(した)しい友達(ともだち)との会話(かいわ)でよく使います。

話し方 文末(ぶんまつ)の形 よく使う場面
丁寧体 です・ます 初対面(しょたいめん)、先生(せんせい)、店(みせ)の人との会話
普通体 普通形、だ 家族、親しい友達、日記(にっき)
  • 丁寧体は、相手との距離(きょり)を丁寧に保(たも)ちます。
  • 普通体は、親しさを表すことがあります。
  • 年齢(ねんれい)だけで決めず、関係と場面を見ます。

動詞の対応

動詞(どうし)の丁寧体は「ます」の形、普通体は辞書形(じしょけい)やない形などを使います。

意味(いみ) 丁寧体 普通体
肯定(こうてい) 行きます 行く
否定(ひてい) 行きません 行かない
過去(かこ) 行きました 行った
過去の否定 行きませんでした 行かなかった

先生に:明日(あした)、図書館(としょかん)へ行きます。

親しい友達に:明日、図書館へ行く。

伝える内容は同じでも、相手に合わせて文末を変えます。

形容詞と名詞の対応

い形容詞(けいようし)は、普通体の肯定では「です」を取(と)ります。な形容詞と名詞(めいし)は、普通体の肯定では「だ」を使います。

形 い形容詞 な形容詞 名詞
肯定 面白(おもしろ)いです/面白い 静かです/静かだ 学生(がくせい)です/学生だ
否定 面白くありません/面白くない 静かではありません/静かじゃない(静かではない) 学生ではありません/学生じゃない(学生ではない)
過去 面白かったです/面白かった 静かでした/静かだった 学生でした/学生だった
過去の否定 面白くありませんでした/面白くなかった 静かではありませんでした/静かではなかった 学生ではありませんでした/学生ではなかった

それぞれ、/の左が丁寧体、右が普通体です。

い形容詞の普通体の肯定には「だ」を付けません。✓ 面白い / ✗ 面白いだです。

会話では、な形容詞や名詞の「だ」を言わないこともあります。まずは、普通体の基本として「静かだ」「学生だ」を覚(おぼ)えましょう。

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初めて会う仕事の相手に、今の仕事を自己紹介します。「私は会社員。」

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場面に合わせて選ぶ

同じ人と話すときでも、場面によって話し方が変わることがあります。

  1. 初めて会う人には、丁寧体から始(はじ)めます。
  2. 先生や仕事(しごと)の相手には、基本的(きほんてき)に丁寧体を使います。
  3. 親しい関係では、お互(たが)いの話し方に合わせて普通体を使えます。
  4. 発表(はっぴょう)や店での応対(おうたい)では、親しい相手がいても丁寧体が自然(しぜん)です。

どちらを選ぶか迷(まよ)ったら、丁寧体を使うと安全(あんぜん)です。相手が普通体を使っても、すぐに同じ話し方へ変える必要(ひつよう)はありません。

文末の形をそろえる

文末は、相手や場面に合わせて丁寧体か普通体のどちらかにそろえます。ただし、文の途中の節では普通形を使うことがよくあります。たとえば、**明日行くとき、連絡します。**では、「行く」は文の途中なので普通形です。

  • ✓ きょうは早(はや)く帰(かえ)ります。あしたは休(やす)みます。
  • ✓ きょうは早く帰る。あしたは休む。
  • ✗ きょうは早く帰る。あしたは休みます。

一つの文章では、文末の話し方をできるだけそろえます。途中の節では普通形を使うことがあるため、文末と文の途中を分けて見ます。

助詞(じょし)や語順(ごじゅん)は大きく変わりません。変えるのは、主(おも)に述語(じゅつご)の形です。

話し方を確認する

確認(かくにん)すること 選ぶ話し方
1. 初対面や公(おおやけ)の場面ですか 丁寧体を選ぶ
2. 親しい相手との気軽(きがる)な会話ですか 普通体を選べる
3. 文の種類を確認します 選んだ話し方の形にする(動詞はます/普通形、な形容詞・名詞はです/だ)
4. 二つ以上の文を続けますか 文末の話し方をそろえる

まず相手と場面を考(かんが)え、それから文末の形をそろえると、自然な話し方になります。

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Last updated October 11, 2026