A2 · ElementaryLesson 2 of 2

可能形の基本

動詞の可能形で、人ができることや状況として可能なことを表す方法を学びます。一グループのエ段+る、二グループのられる、する・来るの特別な形、目的語に使う「が」を表で確認します。食べれるなどの省略形を基本にせず、肯定・否定・質問で、能力や利用できる物を自然で丁寧に伝えられるようになります。

By the flumi team About 2 min read Grammar learning path: 能力を表す二つの形

可能形(かのうけい)は、「する力(ちから)がある」「その状況(じょうきょう)でできる」という意味(いみ)を表(あらわ)す動詞(どうし)の形(かたち)です。

漢字(かんじ)が読(よ)めます や この店(みせ)ではカードが使(つか)えます のように、能力(のうりょく)と状況の両方(りょうほう)に使えます。

一(いち)グループの可能形

一グループは、辞書形(じしょけい)の最後(さいご)の音(おと)をエ段(だん)に替(か)え、る を付(つ)けます。丁寧(ていねい)に言うときは「ます」を付けます。

辞書形 可能形 丁寧な形
書(か)く 書ける 書けます
話(はな)す 話せる 話せます
飲(の)む 飲める 飲めます
待(ま)つ 待てる 待てます
買(か)う 買える 買えます
泳(およ)ぐ 泳げる 泳げます
遊(あそ)ぶ 遊べる 遊べます
帰(かえ)る 帰れる 帰れます
行(い)く 行ける 行けます

一グループでは、く→ける、す→せる、む→める のように、最後の音を一つエ段へ動(うご)かすと考(かんが)えましょう。「帰る」「走る」のようにるで終わる一グループ動詞もあるので、二グループだと決めつけません。

二(に)グループの可能形

二グループは、辞書形の最後の る を取(と)り、られる を付けます。

  • 食(た)べる → 食べられる → 食べられます
  • 見(み)る → 見られる → 見られます
  • 起(お)きる → 起きられる → 起きられます
  • 借(か)りる → 借りられる → 借りられます

会話(かいわ)では「食べれる」「見れる」も聞きますが、丁寧な基本形は 食べられる・見られる です。まず「ら」を入れる形を使いましょう。

三(さん)グループの特別(とくべつ)な形

する と 来(く)る は、形をそのまま覚(おぼ)えます。

辞書形 可能形 丁寧な形
する できる できます
来る 来(こ)られる 来られます

「勉強(べんきょう)する」は「勉強できる」、「予約(よやく)する」は「予約できる」になります。

あした、ここに来られますか。

— はい、三時(さんじ)に来られます。

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目的語(もくてきご)には「が」

可能形では、できる動作の対象(たいしょう)に が を使うのが基本(きほん)です。

もとの文(ぶん) 可能形の文
日本語(にほんご)を話します。 日本語が話せます。
ピアノを弾(ひ)きます。 ピアノが弾けます。
魚(さかな)を食べます。 魚が食べられます。

現代(げんだい)の会話では可能形と「を」の組み合わせも聞きます。このレベルでは、まず 対象+が+可能形 を基本として使います。

自然に目に入るときは見える、耳に入るときは聞こえるを使います。たとえば「窓から海が見える」は自然です。自分の能力や条件を言うときに「見られる」「聞ける」を使います。

能力と状況を分ける

可能形は、人の技能(ぎのう)だけでなく、時間(じかん)・規則(きそく)・設備(せつび)による可能性(かのうせい)も表します。

  • 能力:妹(いもうと)は千(せん)メートル泳(およ)げます。
  • 時間:今日は早(はや)く帰(かえ)れます。
  • 規則:この図書館(としょかん)では本(ほん)が十冊(じゅっさつ)借りられます。
  • 設備:この部屋(へや)でインターネットが使えます。

何が理由(りゆう)でできるのかは、前後(ぜんご)の文から分かります。

否定(ひてい)と質問(しつもん)

丁寧な否定は、可能形の「ます」を ません に替えます。質問は ますか です。

可能形は二グループ動詞と同じように活用します。普通形では、書ける→書けない・書けた・書けて、食べられる→食べられないのように変わります。

自転車(じてんしゃ)に乗(の)れますか。

— はい、乗れます。

今日は残業(ざんぎょう)できますか。

— いいえ、今日はできません。

  1. 動詞のグループを確認(かくにん)します。
  2. グループに合う可能形を作ります。
  3. 対象にはまず「が」を置(お)きます。
  4. 丁寧な肯定なら「ます」、否定なら「ません」を付けます。

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Last updated October 11, 2026