B1 · IntermediateLesson 1 of 2

と思う・と言うと引用節

と思う・と言うの前に引用節を置き、考えや発言の内容を伝える方法を学びます。動詞・形容詞・名詞の普通形への接続、文全体の丁寧さ、引用内容と発言時点それぞれの時制、直接引用と間接引用で変わる人称や時間表現、自分と第三者の考えを示す形、会話と改まった報告の文体差を豊富な例で確認します。

By the flumi team About 1 min read 6 vocabulary wordsGrammar learning path: 引用節と伝聞

考えや発言の内容(ないよう)を文の中に入れるときは、引用助詞(いんようじょし)のとを使います。引用する節(せつ)の後ろに、と思うやと言うを置きます。

「明日は晴れると思います」「田中(たなか)さんは来ると言いました」のように、引用節と、それを考えたり言ったりする部分を分けて考えます。

一 引用節の基本の形

引用節には普通形(ふつうけい)を使うのが基本(きほん)です。文全体を丁寧(ていねい)にする働きは、最後の「思います・言いました」が持ちます。

種類(しゅるい) 引用節+と思います
動詞(どうし) 明日は雨が降(ふ)ると思います。
い形容詞(けいようし) このかばんは高いと思います。
な形容詞 この町は静かだと思います。
名詞(めいし) あの人は先生だと思います。

文全体が丁寧でも、「雨が降りますと思います」にはしません。引用節は「雨が降る」、最後を「と思います」にします。

二 と思うで考えを述べる

と思いますは、今の自分の意見(いけん)、予想(よそう)、判断(はんだん)を述べるときによく使います。「と思いました」は、ある時点でそう考えた、または気付いたことを振り返ります。

  • この方法が一番分かりやすいと思います。――今の意見です。
  • 駅に着いたとき、道を間違えたと思いました。――その時の判断です。

第三者(だいさんしゃ)の現在の考えを述べるときは、本人(ほんにん)の言葉や様子などの根拠(こんきょ)が必要です。続いている考えなら「田中さんは、この方法がいいと思っています」のように「と思っています」が使えます。

「と思います」を付ければ、全ての主張(しゅちょう)が自動的に丁寧になるわけではありません。反対意見を述べるときは、「私は少し違うと思います」のように表現全体を調整します。

三 と言うで発言を伝える

と言うは、誰かが話した内容を伝えます。発言が終わっていれば「と言いました」、今も繰り返し伝えているなら「と言っています」を使えます。

報告する状況 例
一回の過去の発言 山田(やまだ)さんは明日休むと言いました。
今も有効な連絡 先生は会議(かいぎ)が三時に始まると言っています。
習慣的な発言 父(ちち)はいつも健康(けんこう)が大切だと言います。

発言した人は「は・が」で、発言を聞かせる相手を示すなら「に」で表します。先生は学生に「よく復習(ふくしゅう)してください」と言いました。

Quick check

Try one question now.

1
あしたは風が強くなると予想しています。自然な文は 。

Check your answer when you are ready. No sign-in needed.

四 引用内容と時制

引用の中の時制(じせい)と、外側の「思う・言う」の時制は別に選びます。外側の過去形だけを見て、引用節も自動的に過去にはしません。

  • 田中さんは「明日行きます」と言いました。
  • 田中さんは、次の日に行くと言いました。
  • 田中さんは、前の日に行ったと言いました。

最初は元の言葉をそのまま示しています。二つ目の「行く」は、発言した時点より後の予定です。三つ目の「行った」は、発言した時点より前の出来事です。

「言いました」が過去だからという理由だけで、引用節を過去形にしないでください。内容の出来事が、発言時点より前か後かを考えます。

五 直接引用と間接引用

**直接引用(ちょくせついんよう)**は元の言葉をかぎ括弧(かっこ)に入れます。**間接引用(かんせついんよう)**は、報告する人の立場に合わせて人称(にんしょう)や時間表現を調整します。

形式 例
直接引用 田中さんは「私は明日ここへ来ます」と言いました。
間接引用 田中さんは、次の日にそこへ行くと言いました。

直接引用の「私・明日・ここ」は田中さんの言葉です。別の日、別の場所から報告する間接引用では、「田中さん・次の日・そこ」のように変えると関係が明確(めいかく)になります。

六 文体とまとめ

会話では「と」をってに変えて、「田中さんは来ないって言っていました」のように言うことがあります。これはくだけた話し言葉です。改まった報告では「と述(の)べる」「と説明(せつめい)する」も使われます。

  • 親しい会話:山田さんは少し遅れるって言っていました。
  • 丁寧な会話:山田さんは少し遅れると言っていました。
  • 改まった報告:担当者(たんとうしゃ)は、問題はないと説明しました。
  1. 引用する内容を普通形で作ります。
  2. な形容詞と名詞の現在肯定(こうてい)には「だ」を入れます。
  3. 引用の「と」の後ろに「思う・言う」を置きます。
  4. 引用内容と報告部分の時制を別に考えます。
  5. 間接引用では、人称や時間・場所の表現を報告の立場に合わせます。
  • 「って」はくだけた会話、「と」は丁寧な会話から書き言葉まで使える形です。

You reached the end

You reached the end

Now make it stick.

Save your progress, or start the exercises. Practice with detailed feedback after you submit, or save your progress and come back.

Practice exercises

Was this lesson helpful?

Vocabulary in this lesson

6 words, ready to study.

Play a word to hear it, then mark it as known — or save it to study later.

Save any of these 6 words and review them later.

引用を導く表現

6 words

Last updated October 11, 2026