つもりと予定
つもりと予定を使い、自分で決めた意志と、時間や内容が具体的に決まった計画を区別して伝える方法を学びます。動詞の辞書形・ない形へのつなぎ方、名詞と予定の形、予定変更や過去の意志の表現、第三者の考えを伝える視点を、旅行や学習の例で確認し、将来の行動を場面に合わせてより明確に説明できます。
これからすることを話すとき、つもりですは自分で決めた意志(いし)を、予定(よてい)ですは具体的(ぐたいてき)に決まった計画(けいかく)や日程(にってい)を表します。
どちらも未来(みらい)のことに使えますが、何が中心なのかが違います。自分の決心(けっしん)なら「つもり」、決まっている日時や計画なら「予定」が合います。
一 つもりで意志を伝える
動詞(どうし)の辞書形(じしょけい)またはない形+つもりですで、話し手が決めていることを伝えます。
| 意志 | 形 | 例 |
|---|---|---|
| する | 辞書形+つもりです | 来年、日本へ留学(りゅうがく)するつもりです。 |
| しない | ない形+つもりです | 今週は車を使わないつもりです。 |
夏休みに何をするつもりですか。
毎朝早く起きて、日本語を勉強するつもりです。
「つもりです」はその場の軽い希望より、すでに考えて決めた意志を表します。ただし、必ずできるとは限りません。
「ようと思っています」と比べる
まだ考えている段階なら、「ようと思っています」も使えます。
| 文 | 意味 |
|---|---|
| 留学(りゅうがく)しようと思っています。 | 留学について考えています。まだ決めていないこともあります。 |
| 留学するつもりです。 | 留学すると、すでに自分で決めています。 |
二 予定で決まった計画を伝える
「予定です」は、時間、場所、参加者(さんかしゃ)などが決まっている計画によく使います。
| 前に置くもの | 形 | 例 |
|---|---|---|
| 動詞 | 辞書形+予定です | 会議(かいぎ)は三時に始まる予定です。 |
| 動詞 | ない形+予定です | 会議は来週は開かない予定です。 |
| 名詞(めいし) | 名詞+の+予定です | 出発(しゅっぱつ)は九時の予定です。 |
予定表(よていひょう)に書けるような内容には「予定です」が使いやすいです。時間がまだ決まっていない個人の決心には「つもりです」が自然です。
「〜ない予定です」は、会議などの計画を伝えるときには使えます。しかし、自分がしないと決めたことを強く言いたいときは、「今月は服を買わないつもりです」のほうが自然です。
また、予定がありますでは、「これからする用事がある」という意味になります。
- 午後は予定があります。
- 来週、病院へ行く予定があります。
三 二つを比べる
同じ行動でも、話し手がどこに注目(ちゅうもく)するかで形が変わります。
| 文 | 中心になる意味 |
|---|---|
| 私は土曜日に図書館(としょかん)へ行くつもりです。 | 私がそうすると決めています。 |
| 土曜日に図書館へ行く予定です。 | 計画として決まっています。 |
計画が具体的になれば、「つもり」だったことを「予定」として話すこともできます。二つは反対の意味ではありません。
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四 否定と予定変更
しない意志は「ない形+つもりです」で表します。予定が変わったときは、「予定でしたが」と前の予定を示してから、新しい内容を伝えられます。
- 今月は新しい服を買わないつもりです。
- 日曜日に出発する予定でしたが、月曜日に変わりました。
- 電車で行くつもりでしたが、バスで行くことにしました。
「行くつもりはありません」も否定ですが、「行かないつもりです」より、行く意志がないことを強く示す場合があります。
五 誰の考えかを明らかにする
「つもり」は人の意志を表します。自分の意志はそのまま言えますが、第三者(だいさんしゃ)の意志を伝えるときは、本人(ほんにん)から聞いたことが分かる言い方が安全です。
- 私は来年引っ越すつもりです。
- 田中(たなか)さんは、来年引っ越すつもりだと言っています。
- 会社は、来月新しい店を開く予定です。
会社が発表(はっぴょう)した計画や、時刻表(じこくひょう)には「予定」が自然です。「予定」は、人の心の中より、みんなが知っている計画を示しやすい言葉です。
まだしたいと思うだけで、何も決めていないときは「つもりです」を使わないほうが自然です。その場合は「旅行したいです」のように希望を伝えます。
六 まとめ
- 辞書形+つもりですは、する意志を表します。
- ない形+つもりですは、しない意志を表します。
- 動詞の辞書形+予定です、名詞+の予定ですで計画を表します。
- 「つもり」は決心、「予定」は具体的に決まった計画が中心です。
- 第三者の意志は、本人の言葉だと分かる形で伝えます。
使う前に、次の順で考えましょう。
- 日時や内容が決まった計画ですか。決まっているなら「予定」です。
- 自分で決めたことですか。そうなら「つもりです」です。
- まだ考えているだけなら、「ようと思っています」や「〜したいです」を使います。
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つもりと予定の語彙
6 wordsLast updated October 11, 2026