A2 · Elementary

回数・頻度・程度

回数、頻度、程度を区別し、出来事の数、一定期間に起こる割合、性質や状態の強さを伝える方法を学びます。一回・三回、週に二回、よく・ときどき、とても・少し・あまりなどの形と語順を表で確認します。「何回」で回数を尋ね、否定と結び付く「あまり・全然」に注意して、日課や感想を具体的に説明できるようになります。

By the flumi team About 3 min read 35 vocabulary words

**回数(かいすう)**は出来事(できごと)が起こった数、**頻度(ひんど)**はある期間(きかん)にどのくらい起こるか、**程度(ていど)**は性質(せいしつ)や状態(じょうたい)の強さを表します。

似ていますが、答える質問(しつもん)が違(ちが)います。

三つの意味を分ける

種類(しゅるい) 尋(たず)ねること 例
回数 何回したか 京都(きょうと)へ二回行きました。
頻度 どのくらいの間隔(かんかく)でするか 週(しゅう)に二回泳(およ)ぎます。
程度 どのくらい強いか この料理(りょうり)はとても辛(から)いです。

尋(たず)ねるときの形

種類 質問(しつもん)の形 例
回数 何回〜ましたか 京都へ何回行きましたか。
頻度 どのくらい〜ますか/一週間に何回〜ますか どのくらい運動(うんどう)しますか。/一週間に何回泳(およ)ぎますか。
程度 どのくらい〜ですか この料理はどのくらい辛(から)いですか。

「どのくらい」「どれくらい」は、頻度にも程度にも使えます。答えは「週に二回です」「少し辛いです」のように、期間と回数や、程度のことばで返します。

  • 数だけなら回数です。
  • 期間と回数の組(く)み合わせなら頻度です。
  • 形容詞(けいようし)などの強さなら程度です。

「回」で回数を言う

助数詞(じょすうし)の「回(かい)」を数のあとに付(つ)けます。

回数 読(よ)み 回数 読み
一回 いっかい 六回 ろっかい
二回 にかい 七回 ななかい
三回 さんかい 八回 はちかい・はっかい
四回 よんかい 九回 きゅうかい
五回 ごかい 十回 じゅっかい・じっかい
  • この映画(えいが)を三回見ました。
  • 富士山(ふじさん)に一回登(のぼ)りました。
  • この薬(くすり)を**何回(なんかい)**飲みましたか。

一回と一度(いちど)は、どちらも「一回」の意味で、ほぼ同じように使えます。もう一回してほしいときは、もう一度と言えます。ただし、否定(ひてい)の文では一度も〜ませんで「一回も〜ない」という意味になります。

  • もう一度説明(せつめい)してください。
  • 私は京都へ一度も行ったことがありません。

期間に回数を加える

期間+に+回数で頻度を具体的(ぐたいてき)に表します。

期間 頻度の表現(ひょうげん)
一日(いちにち) 一日に三回、歯(は)を磨(みが)きます。
一週間(いっしゅうかん) 一週間に二回/週に二回、運動(うんどう)します。
一か月(いっかげつ) 一か月に一回/月(つき)に一回、家族(かぞく)に電話(でんわ)します。
一年(いちねん) 一年に二回/年に二回、旅行(りょこう)します。

「週に二回」は、一週間の中で二回という意味(いみ)です。期間を先(さき)に言うと、ただの「二回」と区別しやすくなります。

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1
昨日、同じ映画を午前と午後に一度ずつ見ました。「昨日、その映画を全部で見ました。」

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頻度をことばで表す

正確(せいかく)な回数を言わず、ことばで頻度を表すこともできます。

頻度 ことば 例
とても高い いつも 私はいつも朝ごはんを食べます。
高い(大部分(だいぶぶん)の場合) たいてい 私はたいていバスで行きます。
やや高い(回数が多い) よく 朝(あさ)、よくパンを食べます。
中くらい ときどき ときどき図書館(としょかん)へ行きます。
少ない あまり テレビはあまり見ません。
ほとんどない めったに めったに外食(がいしょく)しません。
まったくない 全然(ぜんぜん) コーヒーは全然飲みません。

頻度のことばは、主語(しゅご)の後(あと)や動詞(どうし)の前に置きます。主語が分かっているときは、省略(しょうりゃく)することもできます。

  • 私はときどき図書館(としょかん)へ行きます。/ときどき図書館へ行きます。
  • 週に二回泳ぎます。/泳ぐのは週に二回です。

表の順番(じゅんばん)は、おおよその目安(めやす)です。「よく」と「たいてい」は性質(せいしつ)が少し違います。よくは回数が多いこと(朝、よくパンを食べます)、たいていはほとんど毎回(まいかい)そうなること(たいていバスで行きます)を表します。

頻度のあまり、めったに、全然は、基本的(きほんてき)に否定(ひてい)の形と一緒(いっしょ)に使(つか)います。

  • ✓ あまり行きません。
  • ✗ あまり行きます。
  • ✓ めったに外食しません。
  • ✗ めったに外食します。

程度の強さを表す

程度のことばは、形容詞や状態を表す表現の前(まえ)に置(お)きます。

強さ ことば 例
とても強い とても この部屋(へや)はとても広(ひろ)いです。
とても強い(会話) すごく この映画(えいが)はすごく面白(おもしろ)かったです。
かなり強い かなり 今日はかなり暑いです。
小さい(肯定文) 少し この問題(もんだい)は少し難(むずか)しいです。
少しだけ(会話) ちょっと 今日はちょっと寒(さむ)いです。
思ったほど〜でない(否定文) あまり この店(みせ)はあまり高(たか)くないです。
まったく〜ない(否定文) 全然(ぜんぜん) このスープは全然おいしくないです。

「あまり」と「全然」は、頻度にも程度にも使えます。あまり行きません・全然飲みませんは頻度、あまり高くないです・全然おいしくないですは程度です。後(うし)ろのことばを見て判断(はんだん)します。どちらも否定の形と一緒に使います。

程度のことばは、な形容詞(けいようし)や動詞(どうし)にも付きます。

  • 私はこの町(まち)がとても好きです。(な形容詞)
  • 日本語がよく分(わ)かります。(動詞・肯定)
  • 説明(せつめい)を聞(き)いても、あまり分かりません。(動詞・否定)
  • 昨日(きのう)はすごく疲(つか)れました。(動詞・過去)

選び方を確認する

  1. 出来事の数なら「回」を使います。
  2. 期間の中の回数なら「期間に回数」で表します。
  3. 習慣(しゅうかん)の多さなら「よく・ときどき」などを使います。
  4. 性質や状態の強さなら「とても・かなり・少し」などを使います。
伝えたいこと 形
出来事の数 数+回
一定期間の頻度 期間+に+数+回
おおよその頻度 よく・ときどき・あまり・全然
性質や状態の強さ とても・かなり・少し・あまり・全然

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回数・頻度・程度の語彙

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Last updated October 11, 2026